31回CT画像研究会集約

第31回CT画像研究会のご案内

謹啓 師走の候。
皆様には、日頃のご支援を頂きまして、誠に有難うございます。
過日、第30回記念大会が盛況に開催できました事、御礼申し上げます。次回、31回のご案内をさせて頂きたく存じます。 今回は、「最適を追求したこだわりの技術~診断目的に対する画質と被ばくのバランスを検討する」をテーマに、時間をかけてしっかりと研鑽したいと考えております。 医療人として必要な技術と意識について、再確認して頂ければ幸いです。 ご多忙とは存じますが、多くの方々にご出席頂きたく、ご案内申し上げます。
●第31回CT画像研究会プログラム メインテーマ
「最適を追求したこだわりの技術~診断目的に対する画質と被ばくのバランスを検討する」
clinical
 ■「造影剤の安全性情報」 森川由雄/エーザイ
 ■「ノイズ特性(NPS)の基礎」 星野貴志/医真会八尾総合病院
 ■「ASiRによる被ばく低減と画質の向上について」 坪内伸介/GEヘルスケア・ジャパン
 ■「後悔しない小児のCT検査を求めて」 阿部修司/大阪府立母子保健総合医療センター
 ■「小児循環器領域におけるプロトコル設定の考え方」 舛田隆則/土谷総合病院
 ■「頭部3D-CTAにおけるCT-AECの意義と役割」 小寺秀一/札幌麻生脳神経外科病院
話題提供
 ■「放射線検査でのチャイルド・ライフ・スペシャリストの役割」相吉恵/国立生育医療センター
特別講演
 ■「CTの被ばくと画質~人の振り見て我が振り直せ」 東京大学大学院 医学系研究科 放射線医学講座 赤羽正章先生

アンケート結果について

性別 人数 割合
64人 83%
10人 12%
無回答 4人 5%
技師歴 人数 割合
5年未満 19人 23%
5年~10年 20人 24%
11年~20年 24人 29%
20年以上 16人 19%
無回答 4人 5%
参加は? 人数 割合
はじめて 14人 17%
2回目 6人 7%
時々 35人 42%
毎回 20人 24%
無回答 8人 10%

全講演に関する皆様のアンケート結果

興味 理解度 満足度
1 2% 1% 1%
2 4% 6% 7%
3 22% 26% 24%
4 30% 34% 29%
5 30% 21% 28%
無回答 11% 12% 12%
合計 100% 100% 100%

研究会全体に関するご意見・ご感想

小児のテーマはとてもよかった。勉強になりました。
非常にいい運用、進行であったと思う。
初めてきましたが、様々な角度からCT検査をとらいえていて、参加してとても有意義な時間を過ごすことができました.
いつも楽しい話題ありがとうございます。
名札の紐が黄色は幹事?会場のはじでマイクを持って私語が多い。かなり目障り。
 →御迷惑をおかけいたしました。各幹事は会場内でも、研究会の進行がスムーズに行えるように連絡を取り合っております。極力、皆様の聴講の妨げとならないように配慮いたします。
一つ一つの講演はいいけど、全体がちょっと長すぎる気がする。
 →当研究会は、年に2回開催しております。出来るだけ多くの聴講者に、出来るだけ日常業務に役立つ内容のある情報をご提供したいと考えております。

聞きたいテーマやトピックス、呼んで欲しい講演者

数多くのご提案・ご要望を頂きまして、有難うございます。今後、研究会のほうで検討し,プログラムに反映させていきたいと考えております。

講師

講演②「ノイズ特性(NPS)の基礎」

医真会八尾総合病院 / 星野貴志先生

講演③「ASiRによる被ばく低減と画質の向上について」

GEヘルスケア・ジャパン / 坪内伸介先生

講演④「後悔しない小児のCT検査を求めて」

大阪府立母子保健総合医療センター / 阿部修司先生

講演⑤「小児循環器領域におけるプロトコル設定の考え方」

土谷総合病院 / 舛田隆則先生

講演⑥「頭部3D-CTAにおけるCT-AECの意義と役割」

札幌麻生脳神経外科病院 / 小寺秀一先生

話題提供「放射線検査でのチャイルド・ライフ・スペシャリストの役割」

国立生育医療センター / 相吉恵先生

特別講演②「CTの被ばくと画質~人の振り見て我が振り直せ」

東京大学大学院 医学系研究科 放射線医学講座 / 赤羽正章先生

懇親会の様子

第31回CT画像研究会集約

この度はご多忙中にも関わらず、265名のお越しを頂き、誠に有難うございます。
今回の本研究会はプログラムテーマを「最適を追求したこだわりの技術~診断目的に対する画質と被ばくのバランスを検討する」としました。 「画質」と「被ばく」は双方トレードオフの関係であり、どちらか片方を無視して語ることのできないものです。われわれ診療放射線技師の求めるCT 画像とは「可能な限り低線量(低被ばく)で撮影され、かつ診断可能な画質を担保する」ものです。そういった画像を生成するためには、CT装置の 機能や物理特性、依頼目的や撮影意義、患者体型や年齢など多くの項目を考慮しなければいけません。今回、演者の先生方にご提示頂いた 「画質と被ばく」にこだわった撮影技術やその考え方を,皆様の日常診療に役立てていただければ幸いです。 また、今回は被ばくの観点より「小児領域」に注目し、当研究会では初めて「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」の先生にお話頂きました。小児に対 する接し方は、どうあるべきかを今一度考えさせられる内容であったと思われます。 最後に、今後も「臨床で役立つ講演」を盛り込んだ研究会として開催していきたいと考えております。次回も皆様の参加をお待ちしております。

→→みなさんから頂いた貴重なアンケート結果はこちら

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