性別 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
男 | 108人 | 89% |
女 | 12人 | 10% |
無回答 | 1人 | 1% |
技師歴 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
5年未満 | 30人 | 25% |
5年~10年 | 24人 | 20% |
11年~20年 | 37人 | 31% |
20年以上 | 28人 | 23% |
無回答 | 2人 | 2% |
参加は? | 人数 | 割合 |
---|---|---|
はじめて | 16人 | 13% |
2回目 | 18人 | 15% |
時々 | 47人 | 39% |
毎回 | 37人 | 31% |
無回答 | 3人 | 2% |
兵庫医科大学病院/石丸芙美子先生
済生会熊本病院/井野雅基先生
栃木県立がんセンター/萩原芳広先生
藤田保健衛生大学病院/井田義宏先生
神戸大学医学部附属病院/青山信和先生
大阪大学大学院 医学系研究科 放射線医学講座 本田修先生
よもや台風近畿最接近と同じタイミングでの開催かと危ぶまれた第33回CT画像研究会も、台風の進路がそれ、無事開催されたことをとても幸運であったと感じています。そんな状況の中、いつも通りの300名を上回る聴講者の方々がご参加頂き、熱心に聴講されている姿を見て、このCT画像研究会がCTユーザーにとってかなり認知されてきたことを示すものではないかと感じておりました。誠にありがとうございました。 第33回CT画像研究会の開催テーマは「未来を見る、画像を診る―画像診断技術をリードするプロとなるために―」とさせて頂きました。私たち診療放射線技師にとって、画像の物理的評価あるいは解析そしてそこからつながる医療被ばく管理は医療に従事する技術者としてもっとも重要な部分であり最善の管理をすることが私たち診療放射線技師の責務であります。しかし、私たち診療放射線技師は技術者でありかつ医療従事者であります。医療画像のプロであるためには、画像の性能評価のみではなく、その画像が伝えようとする医学的所見を十二分に理解した上での質を評価する必要があります。そう、いわゆる読影力です。今年、厚生労働省から出された「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について 」という通達には診療放射線技師の項目に「画像診断における読影の補助を行うこと 」という文面がありました。検査の目的はなんなのか、その目的にあった検査を行っているのか、目的にあったスライス厚、表示法、タイミングなどなど、目的に合致した最高条件の画像を医師に提供することがレベル高い「読影の補助」につながり、医療従事者としての存在意義につながるのではないかと考えます。まさに日々目にする無数の画像をしっかりと見据えることが、私たち診療放射線技師の未来を見据えることにつながっているのではないでしょうか? 第33回CT画像研究会ではこのようなテーマのもとに様々な側面から診断に必要な画像はいかなるものかをご講演頂きまし。またそのことに連携する形で今まさにスタートしようとしている「CT専門技師」についての最新情報についてもご講演頂きました。聴講者の皆さんにとって有意義な情報をご提供できたのではないかと思っております。今後共、CT画像研究会を有意に活用頂きますよう、よろしくお願い致します。 第33回CT画像研究会 当番幹事 彩都友紘会病院 福西康修